アメリカのマリッツリサーチ社の新乗用車消費者研究(NVCS)にて、ジェンダーとセクシャリティが消費決定のプロセスにどのような影響を与えるのかについての調査結果が出ました。近年、自動車のディーラーや関係者がレズビアンとゲイをターゲットにするための戦略を練る必要があると感じており、自動車市場における彼らの消費動向への興味が増してきています。しかし、ゲイとレズビアンの購入動向についての情報が少ないため、今回の調査を実施するに至りました。マリッツリサーチ社は、ゲイやレズビアンの自動車購入動向についての認識のなさから生じた機会損失を踏まえ、2009年から、NVCS(新車消費者研究)に性的指向についての質問を含めました。この調査は、アメリカ人を対象に、製品評価、購入経験、操作性、および人口統計を含む、自動車の消費者動向の多くの側面に焦点を当てています。
こちらの記事では以下の4点に関して言及します:①ゲイ男性、レズビアン女性、ストレート男性、ストレート女性の購入する自動車の地域の割合、②高価格帯の自動車購入率、③セールス・リースと製品そのものへの顧客満足度、④ブランドロイヤリティです。
【結果サマリー 】
・レズビアンはアジア製自動車、ゲイは高級車の購入率が高い
・ジェンダーやセクシャリティは、製品への満足度に関係しない
・ブランドロイヤリティと購入率は比例しない
詳しくは:
マーケティングラボ:「性的指向と性別が自動車の購入動向に与える影響」についての調査
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